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電車のマナー違反を繰り返すおばさん達に、幼い少女から一言

 

【スカっとする話】電車のマナー違反を繰り返すおばさん達に、幼い少女から一言

この世には、衆人から憎まれて当然の悪しき行いがみっつある。

ひとつ、公共の場であることをまるで鑑みない、大音量でのおしゃべり。

ふたつ、すれ違っただけでむせ返るほどにキツい香水の匂い。

みっつ、行列に割り込んで平然としている面の皮の厚さ。

その観点で見れば、目の前にいる女性らはまさにパーフェクトといえた。

年齢は50代の後半といったところだろうか。揃いも揃って厚化粧の女が3人、1秒たりとも休むことなくマシンガントークを披露している。

出かける直前に香水の風呂にでも入ったのかと思うほど、濃厚な香水の匂い。

三者三様のそれが混ざり合わさったものだから、まったく、たまったものじゃない。

おかげで、雨上がりで湿度が高く、ただでさえ居心地の悪い地下鉄のホームは、不快指数が軽く120%を上回っていた。

ついでに申し上げると、先程まではたしかに先頭に立っていたはずの僕の靴先には、女のひとりが持った傘から垂れた雨粒がしとしとと降り注いでいる。

だけど、僕は女達に何も言わなかった。言えなかった、といった方が正しい。

このご時世、正論が必ずしも"正しい"わけではなくなり、黙っておいた方が得策という場面も往々にしてある。

おそらくは今がそうだ。仮に僕が何か文句を言ったとしても、マシンガンの銃口をいたずらにこちらに向けるだけ。

きっと10秒も経たないうちに、僕は鮮やかなK.O.負けを喫することだろう。

僕にできたささやかな反抗は、これ以上靴が濡れないよう、わずかに足を後ろに引き下げることだけだった。

レールを軋ませながら、地下鉄がホームへと滑り込んでくる。女達は当然のように先頭でそれを出迎え、我先に車内へと雪崩れ込んだ。

もちろん、降りる乗客を先に通す素振りなんて、ほんの欠片さえ見せなかった。

ここまでくると、お見事アッパレと拍手すら送りたくなる。

「そういえば、田中さんのところのひとり息子。またお見合いに失敗したんですって」

電車内でもマシンガントークは健在だ。叩きつけるような大声は、いくら意識を宙に飛ばしたところで、嫌でも耳に飛び込んでくる。

「聞いた聞いた! 今回も先方から断られたんですってよ」

「親の器量がアレだもの、そりゃあ息子も……ねえ? 当然の結果だわ」

「30代も半ばのくせして、一度も女性とお付き合いしたことがないんでしょう。立派なのは勤め先だけねえ」

あははは、ではなく、ガハハハ、に近い笑い声が起こる。

何がそんなに可笑しいのだろう。不肖、この僕も30代半ばであるが、彼女いない歴=年齢の立派な喪男である。

しかし、だからといって僕は自分を恥じていないし、誰に非難されるいわれもない。

ましてや、それを理由に満員電車で笑い者にされていいはずがないのだ。僕は見知らぬ田中某くんに深く同情した。

けたたましい笑い声がひと段落した、その時だった。

「ねえ、ママ。ママはいつも、電車に乗るときは降りる人が先だよって言ってたよね」

ふいに、幼い少女の声が聞こえてきた。

下卑た笑い声の残響が残る電車内に、その声は爽やかな清涼感とともに響いた。たちまち、少女とその母親に注目が集まる。

その注目ぶりに母親は少し躊躇したようだったが、「ええ、それが当然のマナーよ」と、控えめながらもハッキリと言い切った。

少女はさらに続ける。

「列に並ぶときは順番を守りましょう、とも言ってた。そうだよね?」

今や、主役の座は少女の手にあった。あの3人組でさえ、不恰好なお面のように顔を引きつらせたまま、目の端で少女を睨みつけている。

「学校でも同じように習ったの。でも、習わなかった人もいるんだね」

少女の声にはまったく邪気が感じられない。ただ純粋に、疑問に思ったことを口に出した、そんな雰囲気だった。

だからこそ、その言葉は乗客の胸を打った。

幼い子供でさえマナーを知っているというのに、僕ら大人はどうだ。

平然とマナーを破る大人に、事なかれ主義でそれを見て見ぬ振りする大人。

これでは、胸を張って子供に「公共の場ではマナーを守りましょう」だなんて、口が裂けても言えそうにない。

最初に手を叩いたのは誰だったか、気付けば車内は拍手喝采に包まれていた。

「お嬢ちゃん、よく言った!」

「そうだ、お嬢ちゃんは正しい! それが当然のマナーだ!」

ちょうど電車が次の駅に到着し、ドアが開いたのは、オバハン3人組にとっては僥倖だったに違いない。

万雷の拍手に追い出されるようにして、3人組はそそくさと電車内から退散していった。

電車待ちの列を掻き分けるようにして逃げていく3人組の背中が見えなくなっても、拍手はしばらく鳴り止まなかった。

僕らは時々、ひどく傲慢になる。年齢とともに厚くなった面の皮を鎧にして、周囲を顧みないモンスターと化す。

でも、僕らは忘れてはいけない。幼く、聡い瞳が、いつも真っ直ぐに僕らを見ていることを。それに恥じない自分でいられるように、僕はこの少女の瞳を決して忘れずにおこうと思った。

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