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定年退職して寂しい毎日。少年との 出会いが人生を変える。

 

【スカっとする話】定年退職して寂しい毎日。少年との 出会いが人生を変える。

定年退職して10年が経つ。やりたいことも特にない。

孤独で寂しい毎日は、まともな話し相手すらいない。そんな生活は苦痛でしかない。

私は長年、大手に務めるサラリーマンとして働き、それなりに活躍もした。

仕事をする中で、成功を分かち合った同僚、部下、上司。

あの頃は心許す戦友であったが、退職と同時に縁が切れた。

会社を辞めれば、当然のことだが毎日顔を合わせていた人達と会う事はない。これが想像以上に過酷だった。

家に居ても居場所はない。

専業主婦として長年連れ添った妻からは、邪魔者あつかいだ。

子供もとっくに独立し、それぞれの生活がある。

年金と貯金で生活は困らないが、この物足りなさが胸を押しつぶす。

暇を持て余し近場の公園を散歩していると、恋人たちが楽しそうに歩いている。

「ふん、年をとればいずれこうなる。今のうちに楽しんでおけ」

性格もどんどん卑屈になっていくのがわかる。自分さえも嫌になってくる。

公園では子供達が無邪気に友達と遊んでいる姿が。

それを眺めていると思い出す。

「友達か。俺にも居たな。そういえばアイツどうしてるかな……ケンカしてあれっきり。あんなに仲良かったのになぁ。あれ、何が理由でケンカしたっけ。忘れたな」

目的もなく公園を歩いていると川の遊覧船の前を通りかかり、そこで案内人に誘われた。

「良かったらどうですか?」

他人から喋りかけられるのも久しぶりで、何となく乗る事にした。

そこに少年が一人が駆け付ける。

「お母さん、僕、一人で乗ってきていい?」

「気を付けるのよ」

他の客はおらずに船には二人だけ。

向かいの少年は喋りかけてきた。

「ねえ、一人なの?」

「ああ、そうだよ 君も一人かい?」

「そうだよ、僕、小学校3年生になったんだ」

「そうか、それは良かったな……」

無邪気な子供との何気ない会話に少し幸福感を得た。

「僕ね、今からたくさん友達作ってずっと仲良くするんだ。そして、死ぬまで一緒に遊べるような友達を探すんだ!」

少年の友達の話に私は昔を省みた。

(プライドが無駄に高い私は、人を見下して……気が付けば孤独の身。友人など誰一人いないな)

「でもな、そんな友達となかなか会えないぞ。もし会えても、ずうっと友達を続けられるのは、簡単な事ではないよ」

私にはできなかった事、なぜか子供相手にムキになってしまって。全く恥ずかしい限り。

「おじいさん。友達いないの?」

「昔はいたけど、もうずっと連絡してないな」

「なんで、友達なんでしょう?」

「そうだよ、でも友達はね、もう俺の事を友達だと思っていないかもしれない。昔、ケンカしてね、それ以来、会っていないんだ。きっとアイツは俺の事を許してくれない。そう思うとね、怖くて電話なんて出来ないよ」

「そんな事ないよ、今から電話してみてよ」

「今から?」

「ずっと会ってないなら、その人もきっと、同じ気持ちだよ」

「ケンカの事もちゃんと謝れば、仲直り出来るよ」

「そんな事はない。君も大人になればわかるよ。そんな気持ちでいられるのは、子供の頃だけだよ」

私は子供相手に何を言ってるんだ……。

「僕の友達はね、この前、病気で死んだんだ。でも、その時約束したんだよ。これから友達を作って、ずっとずっと、大切にするって」

「友達、死んだの?」

「うん、とても仲良かったけど、病気だったの……おじいさん、友達はね、死んだら一生会えないんだよ。僕がいくら会いたいって思ってもね。死んだら、電話しても繋がらないんだよ?」

「……そうだな、君の言う通りだ」

子供の無垢な想いに思わず涙ぐむ私……

「だから今から電話してみてよ」

何故か言われるがままに、その場で電話をかけてしまった。何故だろうか。

純粋に生きているこの少年に、申し訳ないと思ったのかもしれない。

それともこれが、何というか、アイツと仲直り出来る最後の機会かもしれない。そんな予感がしたのかもしれない。

電話を掛けると、すぐに繋がり、アイツがでた。

「……久しぶりだな、お前から電話してくるなんて」

「その、あの時は、もう前の事だが、謝りたくてな。すまなかったな」

「バカだな。そんな事、俺のほうこそ、すまなかった」

「実は、ケンカした理由を覚えていないんだ」

「ああ、俺もだよ。忘れるくらい小さな事だったんだな」

「今度、会ってくれないか」

「もちろんだ。定年後の生活は暇でな、誰も相手をしてくれないんだ。丁度、同窓会する予定もあるし。お前もこいよ」

久しぶりの、暖かい会話だった。

昔のように社会的な肩書やプライドこだわることなく、一人の人間として話す事が出来た。

爽快な気分だった。

楽しい、楽しくて涙が出た。

「会ってくれるよ、友達が。仲直りもできたよ」

「よかったね!」

「ああ、謝れてよかったよ。本当に、君のおかげだ」

「友達に会えるのに、それは嬉しい事なのに、なんで泣いているの?」

「大人になれば、わかるよ。君もこの日の事は忘れてはいけない。友達を大切にしろよ」

それから私の人生は大きく変わり、充実したものになった。

再会した友人たちは、それぞれの職業で専門性を持ってたので、お互いのスキルや経験を生かして、ボランティアに近いビジネスを始めた。

利益は二の次とし「人の助けになる」事が優先。

そんな事業が世の中に受けたらしく、ヒットしてしまった。

一人ならこんなモチベーションは到底、湧き上がらなかっただろう。

あの時、電話して本当に良かった。

たった一度の連絡だけで、こんなに世界が美しくなり、人生が変わるとは……あの少年には感謝している。

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